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久志「きっとバチが当たったんです」

ゆきめ「…」

久志「何人も泣かせてきたのに自分だけ
幸せになれないって事です…」

ゆきめ「…そうだね」

久志「…」


軽蔑された
きっとゆきめに嫌われた

過去を知っても会いに来てくれたゆきめ
もしかしたらなんて思ったけど
そんな上手い話はない

あるわけない


久志「…」

ゆきめ「私、友達に言われたの」

久志「えっ？」

ゆきめ「私はあなたに騙されてるって、
だから近づくなって」

久志「…その方がいいです…」

ゆきめ「！？」

久志「俺と一緒にいたらゆきめさんまで
悪く言われちゃいます、だから…」

ゆきめ「何それっ」

久志「…」

ゆきめ「どうするかは私が決める」

久志「ゆきめさん…」

ゆきめ「私の為とか言って避けるような
真似したら許さないから」

久志「…」