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店主「二階堂さんなら１０分くらい前に
帰ったよ、なんか急ぎの用が出来たとか
言ってたけど」

明「そうですか…」


普段なら５分で着くのに
女の体では１０分以上かかった
見た目は違えど中身は同じ人間と思って
いたが…

男と女ではやっぱり違う
色々な面が…


明「ありがとうございました…」


落ち込んでる暇はない
気を取り直し次の店へ向かった明
だけど店を出た時、前を歩いていた人に
ぶつかり…


男①「…痛って」

明「あ、すいません」


きちんと謝罪し立ち去ろうとした明だが
一緒にいた柄の悪い変な男が
言い掛かりをつけ…


男②「おいおい、そっちからぶっかって
おいて謝罪だけかよ」

明「え、だって別に怪我して…」

男①「あぃ痛たたた、痛たた、ああこれ
腕折れたかも」

男②「兄貴、大丈夫すか？」

明「…」


付き合ってられない
男達を無視し歩き始めた明だが
逃げられないよう腕を掴まれてしまい
力ずくで…


明「！？」

男①「連れてけ」

男②「了解です、兄貴！！」

明「なっ、やめろ、触るなっ…離せって
気持ち悪いんだよ！！」