ゲームが好きなんです(^q^)
第9章 プチストーリー③
斗夢「はあ…」
グラディオ「どうした? ため息なんかついて」
斗夢「うーん、なんかぁ…色々モヤモヤしてて」
グラディオ「悩みか? 相談に乗るぞ」
斗夢「ん~…でもなんかうまく話せない」
グラディオ「そうか」
グラディオ、斗夢の頭をワシャワシャする。
斗夢「…わっ、なにすんの!」
グラディオ「考えてもスッキリしねぇ時は、体動かすのみ! ほら、行くぞ!」
斗夢「えっ…えっ?」
グラディオ、斗夢の腕を引っ張り歩き出す。
着いた場所はボウリング場だった。
グラディオ「3ゲームな」
斗夢「ええっ! そんなにもするの?」
グラディオ「おもいっきり投げろ。あのピンはお前の悩みの種だ、ぶっ倒せ!」
斗夢「……う、うん!」
斗夢、ボウリングの球をそっと転がす。
グラディオ「なんだ、お前の怒りはそんなものか?」
斗夢「そんなんじゃ…よしっ!」
斗夢、ピンを睨み付けて球を転がす。
ガラガラガラガラ、カコーン!!
グラディオ「おう、やるじゃねぇか。その調子だ!」
斗夢「へへっ」
それから二人はボウリングを楽しんだ。
斗夢「やった! やつらをぶっ倒したぞ~!!」
グラディオ「レベルアップだな」
またグラディオは斗夢の頭をワシャワシャした。
斗夢は嬉しそうな顔をした。
斗夢「ふふふ、超スカッとしたよ!」
グラディオ「また悩んだら言えよ、いつでも連れてきてやるし、話も聞いてやる。だから一人で悩むなよ」
斗夢「ありがとう、グラディオ…」
グラディオ「さあ、早く帰ろうぜ。イグニスがごちそう作って待ってるらしいから」
斗夢「うん、お腹すいたぁ!」
☆おわり☆