いとしいとしというこころ
第3章 偶然の出会い
本屋さんで会った優しい店員さん。
その人が翔にいと友達だったなんて。
驚いたけど単純に嬉しかった。
よく行く本屋さんだけどあの後、立ち寄る時は明らかにあのお兄さんがいたらなぁ、って期待?してた節がある。
あの優しい笑顔がもう一度見たいなんて思ったりして。
思いがけず再会して、なのに、あんまり顔を見ないでいたから気づかなくて相葉さんに話しかけられてわかった。
本屋さんでの格好と違うと気づかないなんて俺ダメじゃん。
でもよかった。
目の前で大きい口開けてカニを食べてる相葉さん。
目が合うと照れくさそうにするけど、へへって笑ってそのままガツガツ食べてるのを見るのは気持ちいい。
おばちゃんもそう思ってるみたいで、いい食べっぷりねー!、って喜んでる。