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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~

第12章 戻れない道・・・

見間違えではなかったと思うが

汗?・・・いや違う。



嗚咽あげるほど泣いてたワケじゃないけど

俺が腕枕しようとしたとき

振り向く瞬間にさ



ささっと一瞬
涙ぬぐってたんだよな。




そのまま寝ちまったから
あまり考えてはなかったが





あの涙は・・・

なんの涙だったんだよマリア・・・。








〃「一人でイキやがって!!!
こんのぉ 早漏がぁっ!?」〃





・・・とか?






思って?







たら・・・






ハハハハハ~・・・♪








・・・笑えねぇっ!!!!(泣)







つぅか
けっこー色んな意味で
笑い話になんねぇトコなんだけど?!


とりあえず笑いナシでいくぜ!?












なんで・・・泣く









良すぎて?


・・・それは俺だ?

(一生の不覚だぜ(苦笑))






泣くほど満足なんて、程遠いぜ

(恥ずかしながら)




マリアはそんな感じでは
ちっともなかった

(それも悲しい)





こわかった?・・・とか

(俺そんなに、ケモノみてぇに
ガッついてたか!?・・・ぁ……カモ?)





ただ単に、痛かった?とか・・・

(それは問題だ)





あ~~~…

まわりくどいぜ







つまり・・・



あれは・・・さ







マリアの

罪の意識・・・とか






〃後悔の涙〃

・・・そういうやつじゃねぇのか?


って・・・


俺ちょっと引きずってんだ…。










そうじゃないといいな・・・





でも、そうだったら?




・・・どうするよ、俺

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