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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~

第13章 望んでも・・・良いの?


『さむっ…~~マリア?冷えないようにな』

『…ぅ…うんっ』



少し震えながら
夜道に出る・・・




マリアと・・・




手を・・・繋いで。








必然的に…

どちらからともなく




人前ではやらないこと。






暗い夜道…人通りもない

知り合いにも会わない

夜のコンビニ・・・。





いつも・・・こうできたら


いつでも・・・自由に


こうして歩けたらいいのにな。






さりげに手を繋いで歩いて

尊く・・・幸せ感じたりしてたんだ俺…








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