かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第14章 薄汚いこと・・・
『ぅ…っん、~~んっ…ぅぅっんっ…ん』
マリアの狭い部屋…
狭いベットに無理やり一緒に入って
ひとつになる・・・。
マリアの
セックスのトラウマ…じゃないが
悲しい…癖というか
そういうものから
少しずつでも…解放されてほしい
そんな俺の…俺なりの〃男心〃持って
いつもマリアに接してる。
『マリア…(笑)』
『~~~っ・・・!』
マリアは根が素直なヤツだから
本当に不快感がないならば
わりと順応するように見える。
だけど・・・?
『マリア・・・声だして?』
『っ~~~っ!!!』
ガマンする癖は
中々手強いみたいで?
必死に声を押さえたりしてる。
・・・ま
感じてるのに堪えてるって顔が
ヤバくたまらんかったり…
するんだけどな?
(笑)
『マリア…ガマンしないで?』
『んっ……んんっ…ちが』
『ん~?』
『か・・・べ・・・』
イキそうなマリアが
堪えに堪えて
何か言おうとしてる。
カベ?
俺は動きを止めて
マリアの声に耳を貸す。
『ハァ…ハァ…・・・うち
壁・・・うすいから・・・』
・・・・・・あ?
(苦笑)