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光と愛の乙女詩集

第121章 恋愛舞踏会

炎が中央に炊き上がる

その周りで私と貴方はダンスを踊る
私と貴方は地を舞い
鳥は空を舞う

2つのシルエット
ワンピースを着た私と
カジュアルな貴方

お城のお姫様と王子様には程遠いけど

奏でるメロディー
舞うたび響くステップ
幸せの音色

お城なんてなくても
2人はお姫様と王子様

いつの間にか
中央の炎は小さくなり
空の鳥は数を減らし

最後には消えてしまった炎

だけど消えない──

私と貴方の愛の炎


いつまでも続く

  ─恋愛舞踏会─

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