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光と愛の乙女詩集

第78章 クリスマスイブ~Winter Love~

クリスマスイブ
あなたとの待ち合わせツリー前
あなたを待ってる時間永遠のように長い


あなたは息をきらし走ってくる
私はいっきに笑顔になる


あなたとの初デート
そっと手を繋ぐ
私の冷たい手は
あなたの手の温かさで温まる


1日あっという間に過ぎて帰る時間


待ち合わせツリー前
「帰りたくない」
わがままを言う私


あなたは少し戸惑いながら
私をそっと抱き寄せた
あなたの鼓動と私の鼓動が1つの音色となる
あなたの大きさを感じた


あなたの温かさが心地よくて
涙が零れ落ちた
体温からあなたの気持ち伝わって来たから


あなたは私の耳元でそっと呟く
「愛してる」


そして──


あなたは私にそっとキスをした
初めてのキス
初めての感じ
甘い幸福なあなたの味


雪がちらつく
あなたしか見えない


でも結局帰る時間
笑顔で手を振って走った
後ろを振り向かなかった
振り向いたら本当に帰れなくなりそうだから……


次会う時を楽しみにしてる


これからもずっと一生……


「あなたを愛してる」


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