テキストサイズ

光と愛の乙女詩集

第89章 エイプリルフール

お前が嫌い
俺はそう言った

彼女は俯き泣いた

だから別れて
俺は続けた

彼女は泣きながら頷いた

そして--…

彼女は走り去ろうとした

俺は彼女の名を叫んだ

彼女は驚いて振り向いた

今日は何の日だと思う?

彼女は……

あ!!

と一言もらすと笑った

そう今日は
エイプリルフール

俺は彼女に叫んだ

大好き!
これからもよろしく



ストーリーメニュー

TOPTOPへ