同窓会 SN
第82章 依存2 翔
照れる和也は わざとぶっきらぼうな言い方をする。
そんなとこも可愛くて 俺は鼻歌を歌いながら帰り支度をし、
エレベーターホールの方に行こうとする和也を引き止め、
階段で降りようと誘ってみた。
「え・・・?12階だぞ?マジで・・・?」
「最近忙しくてジムも行けてないし 運動不足だからな」
「はぁ・・・膝に来そうだ・・・」
そんなふうにブツつきながらも 先に立って歩き出す和也。
「今日 何食べる?」
「そうだなぁ・・」
なんて会話をしながら 途中の踊り場で腕を引き
え?、と驚いた顔で振り向く和也を
壁に押し付けるように口付けた。
「ん・・・っ・・・」