同窓会 SN
第83章 依存3 和也
3-1
誰がこんなに食うんだ?という俺の問いかけをことごとく無視して 翔が買い込んだ食料品やアルコール
それらを山ほど積んだ車が マンションの地下駐車場の定位置に静かに滑り込んだ。
俺は密かにこの時を待ってたんだ
「お疲れさん、さぁ、荷物を部屋まで運ぶぞー」
「翔、さっきの残業手当だけど・・・」
「え?」
「お前もよく働いたから・・・」
シートベルトを外し、翔の脚の上に手をついて伸び上がって口付け そっと舌を翔の口の中に滑り込ませる。
翔が応えてくれるのに後押しされて 脚の上に置いた手を内側へ滑らせ
際どいところで指を動かすと 口の中で翔が小さな溜息を漏らした。