
同窓会 SN
第84章 依存4 翔
そしてやっぱり根本的な問題だ
和也は 俺と一緒に暮らしたい、と思ってくれてるんだろうか?
和也が 今の関係に心から満足してるなら・・・
俺の提案は重く感じるだろう。
断られることは正直怖い
だけど もっと怖いのは、
本心ではそれを願ってないのに 和也が俺に気を使って承諾することだ。
そんなことはさせたくない。
かと言っていつまでも今のままでいいんだろうか・・・という葛藤も捨てきれない。
こうやって俺は
同じところをぐるぐる回り続けては、結局スタート地点から全然進んでいない、
という迷路にはまりこんでいた。
