同窓会 SN
第86章 依存6 翔
こんな風に 捲し立てるように言って良かったんだろうか?
もしかしたら 和也を追い詰めたんじゃないだろうか?
でも、日に日に大きくなるこの想いは
もうこれ以上 一人で抱え込むことが耐えられないくらい
切羽詰まったモノになっていたから
カッコ悪いとかダサいとか 笑いたければ笑えばいいさ、
というのが この時の俺の心境だった
傍から見たら お世辞にもスマートと言えないこの行為だけど
もしも堤さんが見てたら
「それでいいんですよ、櫻井さん」
と頷いてくれたかもしれないな