テキストサイズ

同窓会 SN

第88章 依存8 翔


8-1

インターホンが鳴った時、まさか和也が帰って来たとは思わなかった。
だってまだ18時前だぞ。

でもモニターに映ったその顔は 確かに和也で。


え?どうした?
何かあったのか?

自分のことはすっかり忘れて 
和也のことを心配しながら慌ててドアを開けると


「翔、お前大丈夫なの?」


茶色の瞳がぐっと近づいて来た、と思ったら
肩をがしっと掴まれて
そのままぎゅっと抱きしめられる。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ