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「ねーねー二宮さんって さりげに すんごい上質のスーツ着てない？」
「あ！やっぱ気付いてた？最初の頃は遠慮してたのかなぁ...目立たないけどメッチャおしゃれだよね！」



...なんて女子会話を屋上で耳にしてしまった櫻井さん。

さっそく 二宮さんの部屋でウォークインクローゼットを確認して...その中にあった いっぱいのスーツやコート...靴や小物を目の当たりにして固まりかけちゃってます。



「なんっ...じゃこりゃぁーっ！お...お前 あんだけ洋服とか興味ないとか必要ないって言っといて何？何 この数？ってゆーか　セレブなブランドだらけじゃんかよ！」

「へー...そうなの？知らなかった。」

「知らなかったって 店の雰囲気とか値段で判るだろーっ！」

「知らねえって！ソレ全部 智がくれたんだからさ。」