同窓会 SN
第91章 決意3 和也
翔はずっと無言だ
熱い息を弾ませるだけ
と、背中をぐっと支えられ、上体を起こされた俺は 翔に抱きつく格好になる
重力で余計に深くなる繋がり。
俺の中でどんどん質量を増し、その存在を主張するもの。
汗ばむカラダから立ち上る翔の香り。
すべてが俺を追い込む。
イキたい・・・
イキたい・・・
イカせて・・・
「翔・・・翔・・・翔・・・」
その首に縋りつき、夢中で腰を振りながら 俺は何度も何度も翔の名を呼び・・・
「んんっ・・・・」
翔の小さな声と、身震いを感じながら、
俺は再び熱を吐き出した。