テキストサイズ

同窓会 SN

第92章 決意4 翔


4-2

「おい・・・大丈夫・・・?」
「ん・・・あぁ・・・大丈夫・・・」

顔色は悪くないけど ひどくだるそうだ
前髪を指で梳き上げて その顔を覗き込む


「ほんと?貧血起こしてない?」
「・・・違うよ・・・ただ夢中になりすぎて我を忘れた、って言うか・・・」

「へ?」
「危うく天国へ行きそうだった・・・って、何言ってんだ?俺・・・///」

「はは・・・それならいいけど・・・じゃあ、もう1回。・・・今度はちゃんと天国まで送り届けてやるよ」
「え?いや、いいよ」

「いいわけないだろー、中途半端はカラダに悪いぞ」
「いいって、・・・いいってば。あ、ちょっと・・・翔、待って・・待っ、・・・!」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ