テキストサイズ

同窓会 SN

第98章 甘い生活2 翔



《了解、帰り気をつけて》
《遅くなったら先に寝てていいからな》

《電車なくなったら迎えに行くよ》
《そこまで遅くならないと思う、なるべく早く帰るよ》

《うん、お疲れ》

簡単なやり取りを終えて 鞄を手に立ち上がった

帰る途中でそう言えばワインの買い置きが無かったな、と思い出し、この間買ったのが美味かったから、と車を青山に向ける

途中、信号待ちで止まった車の窓から見るともなしに外を見ていると

通りの向こう側、歩道を歩く和也の姿




ストーリーメニュー

TOPTOPへ