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通話を終えた翔がそろ～っとこっちを向く


「・・・えーと・・・同級生の・・・女友達・・・」
「・・・ふぅん・・・」

「大学の時のツレと飲んでるから来ないかって・・・」
「・・・聞こえたよ、声デカイから・・・。行けばよかったのに」

「今更行くの面倒だし・・・」


軽く苦笑いする翔。

面倒だから行かないのかな
それとも本当は行きたいのに俺の手前無理してるのかな
なんだか優しい声出しちゃってたし・・・

何にしても　何だか気分が削がれて　さっきの会話の続きはぷつんと途切れたまま　
宙ぶらりんになった