同窓会 SN
第101章 甘い生活5 和也
そして 明日の夜は 神楽坂の料亭を予約した。
前に智に連れて行ってもらったとこだ。
本来は一見さんお断りのところだけど さすが一流の店は違う
「この間、大野さんに連れて来て頂いた者ですけど」と言うと
「あぁ、あの時の・・・」と すぐに俺の事を認識してくれたみたいだ
沢山の客をさばいてるんだろうに、一度来た客の事は忘れないのかな
それとももしかしたら それだけ智が大切な客だと言う事かもしれないけど
とにかく、智の紹介扱いということで 快く予約を入れてもらうことができて一安心
普段 奢ってもらってばかりだからこそ、
翔の誕生日くらい俺もきちんと祝ってやりたいからな