同窓会 SN
第105章 家族2 翔
「よし。じゃあ海外旅行はもう少し後で。だけどとりあえずお前はパスポート申請しとけよ。」
「わかった。翔・・・ありがと、ごめんな?」
「いいよ、こっちこそ ありがとう。お前の気持ち、嬉しいよ」
「・・・・・・」
ストレートに褒めたり感謝したりすると
照れて黙り込むのはいつもの事
それ以上ツッコむのはやめて とりあえずキャリーケースを見繕うか、と
俺は 自分が愛用してるスーツケース・ブランドのウェブサイトを見始めた
「和也、これは欲しい、って機能ある?あ、あれば希望の色も」
「何でもいいよ、翔が良いと思うので」
「了解」