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同窓会 SN

第118章 呟き2 智



一昨年の冬、かずが俺の家に泊まったことがある
まぁ、ホントのところは
薬のせいで寝落ちしそうなかずを 半ば強引に泊めたんだけど


その時、かずは 寝言で翔の名前を呼んだ


一瞬、仕事の事かな、と思ったんだけど
そんな筈は無くて


あぁ、・・・そうなんだ・・・

一人静かに納得した俺


いや、勿論ショックだった

かずはそのうち可愛い女の子と結婚するんだから、
男の俺なんか出る幕ないんだ

そう自分に言い聞かせてたのに



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