同窓会 SN
第118章 呟き2 智
とは言っても、
すぐに100%の全力で「良かった!」とか「俺も嬉しいよ!」
みたいな感情になれるはずもなく
かずが 俺に自分から打ち明けてくれる日までは
2人に向かって祝福の言葉を贈るつもりは無かったし
向井さんが絡んで かずが元気無いと感じた時には
かずがウチに泊まったことを これ見よがしに翔に打ち明けたりして
少し苛めてしまったこともあったけど
それくらいは許されるだろ?
なんてったって、中学生の時から見つめてきた
大事な大事な大事な大事なかずを
いきなり横から掻っ攫われた気分なんだからな