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同窓会 SN

第118章 呟き2 智



「住むとこ決まってないなら暫くウチに来ない?色々話もしたいし」
「え、いや、悪いからいいよ」

「遠慮すんなって。使ってない部屋あるし、かずだって仮住まいにお金かからない方がいいだろ?焦って変な物件に決めるより ゆっくりじっくり決めた方がいいから。な?そうしよ?」
「・・・うん・・・ありがと・・・じゃあお言葉に甘えて・・・」

「おう、どんどん甘えろ。遠慮なんかされたら寂しいからな」
「・・・ありがと」


たとえ恋人にはなれなくても、
俺は、かずが気兼ねなく甘えたり 愚痴を言ったりできる存在でいたい

でも、その為にも 一線は引かなくちゃ
もしもかずがそうしたかったら ずっと居てもいいんだぞ、と言いたかったけど
それは言っちゃいけないことだろうな



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