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同窓会 SN

第124章 煌めき3 和也


 
だけど、

「ほら、あの人・・・」
「あー・・・この間の」

と にやにや見られるのも困るけど
そんな俺を見て

「誰だ、あれは?有名人なのか?」

と訝る人の視線も相当困る



スミマセン、俺は有名人でも何でもなくて
只の一般ピープルなんです
俺なんか見たって、何の得にもならないんです

なんて 心の中で頭を下げながら 小さくなって
降りるべき駅が来るのをひたすら待つ

こんな俺のこと 変な意味で目を付けるヤツなんて 
いるワケないだろ



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