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同窓会 SN

第132章 記念日7 翔



「なぁなぁ、フライパンの薄焼き卵の上にご飯乗っけておいて、フライパン持つ手の手首んとこをとんとんって叩くと だんだんご飯が卵で包まれていくの TVで見た事あるんだけど。アレやれる?」
「無理無理、そんなのはプロの技。俺は薄焼き卵でさえ どっかに穴開けちゃいそうだから 半熟オムレツを乗っけて切るっていう一見オシャレに見えるごまかし技駆使してんの」


笑って応える和也が オムライスを
俺がサラダとドレッシング、
それから忘れちゃいけない 得意料理ナンバーワンの麦茶を 
テーブルの上に並べると
これで誕生日のディナーは完成だ



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