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「あ、ごめん。今日はちょっと用事があって・・・」
「え？そうなのか？じゃあ　その後は？泊まりに来れる？」

「うん、終わったら行くよ。・・・そうだな、22時頃には行けると思うけど」
「OK、じゃあ後でな」


そう言った和也だったけど、実際にやってきたのは23時近かった。

「ごめん、遅くなって」
「いや、いいけど。・・・何か飲む？」

「うん、でも先に風呂入っていい？その後でちょっとこれ飲まないか？」
「何これ？赤ワイン？」

「うん、さっき店で飲んだんだけど　美味かったから帰りに買ってきたんだ。翔の好きな味だと思って」

「サンキュー、じゃあ頂こうかな」
「じゃ、ごめん、ちょっと待ってて・・・」