
同窓会 SN
第19章 プレゼント5 和也
その後、1冊文庫本を読みきり、久々にゆっくりと寛ぎ 満足したところへ、携帯が鳴り始めた。
・・・誰だろう?
翔の着信音は他のと変えてあるから これは他の人だけど
ディスプレイには見知らぬ携帯の番号。
俺の番号はそんなに多くの人には教えてないから・・・会社の誰かかな?
俺が帰った後に何か問題でも起こったんだろうか?
「もしもし?」
「あ・・・二宮さんですか?」
「そうですけど」
「私・・・あの、同じ課の」
「あ、もしかして真希ちゃん?」
「そうです、・・・よかった、出てくれて」
