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「新人君、どう？」
会社帰り、珍しくマンションの近くの居酒屋で軽く飲みながら
何気に翔が尋ねてきた。


「え？いい感じだよ、素直だし、覚えも早い。」
「へぇ・・・お前がそんな風に言うの、珍しいな、随分気に入ってるみたいじゃん」

「そう？ま、俺、教育係だし、な。」
「キョーイク、ねぇ。」

「何だよ」
「何でもないよ」

「何か　お前が言うと　エロく聞こえるんだよな・・・」
「そう？そんな期待されてるんなら　今夜頑張っちゃうけど？」

「ばっ、そ、そんなこと・・・」


会社では真面目な顔してるくせに（当たり前か）
プライベートではとんだエロオヤジの翔。


俺が慌てるとこ見るのが面白いらしく　ちょくちょくこーゆー事を言っては　俺を赤面させるのを楽しみにしてるふしがあるから困ったもんだ。