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同窓会 SN

第24章 新しい季節4 翔



ちょっと口角を上げて見せる和也
そんな顔して、俺に心配かけないように振る舞おうとしても、真っ青な顔は痛々しくて見てられない

肩を貸して立たせても ふらついて体重を預けてくる

「ちょっ・・・」


社内じゃ無かったら 迷うことなくお姫様抱っこしちゃうんだけど
そんなことして、万が一にも誰かに見られたらマズイよな


思い通りに出来ないまどろっこしさと闘いながら、
泣きたいような気持で 俺は社長室へと急いだ


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