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同窓会 SN

第37章 秘密3 翔


3-2

え?
何で?
俺に何の用だ?

訝りながら電話に出た。

「櫻井です」
「もしもし、堤です。早速で悪いんだけど、ちょっと時間作ってもらえませんかね」

「は?何ですか、それ。」
「頼みますよ、大事な用件なんです。あ、そこの第2会議室取ったんで」

「あの・・・僕 今、友人と一緒なんで・・・」
「友人?ふっ、恋人、じゃなくて?」

「え?どう言う意味ですか?」
「私も今から上がっていきますから。じゃあ」

「あ、もしもしっ?堤さん?もしもーーーし!」



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