同窓会 SN
第42章 秘密8 翔
8-1
早起きするつもりだったのに寝過ごした!
てゆーか、堤さんと同じベッドで眠る気になれず、
かと言って今更 元の部屋へ戻れるはずもなく
仕方なく 堤さんの部屋のソファーで寝ようとしたのがまずかった
胃がむかむかするのもあって 早く寝ようと目を閉じても
長いことうとうとするばかりで
ようやく寝付くことが出来たのは しらじらと夜が明ける頃
ガバっ、と起きた時にはもう9時半を過ぎていた。
マズイ、でもまだ間に合うよな?
慌てて身支度を整え、まず和也が泊まっているはずのエグゼクティブ・ダブルの部屋へと急ぐ。