同窓会 SN
第45章 危険な選択1 和也
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ペニンシュラのデラックス・スイート
部屋に呼び出され、立ったままの俺を、
ベッドの端に座り、睨めつけるように見上げてくる堤さん
「俺を・・・好きにしていいです・・・、その代わり
翔には手を出さないと約束して下さい。」
「さすが二宮さん、話が早い。勿論櫻井さんには
手出ししません、約束しますよ。」
服を脱がそうと伸びてきた手を拒否して、
自分でネクタイを緩め ボタンを外していく。
じっと見つめて来る目。
負けるものか、と無表情を保ち
着ている物を次々床に落としていく。
ああ、俺はどうしてこんなことをしているんだろう・・・?
夢なら早く覚めて欲しいのに・・・・・・