
同窓会 SN
第45章 危険な選択1 和也
《 申し訳ありませんが、その条件ではお断りさせて頂きます。 》
《 話を聞いてから 必要だと思えば櫻井さんに言って頂いても構いませんが、まずは二宮さんだけの耳に入れたい情報です。早くしないと手遅れになりかねませんので。 》
なんだよ、思わせぶりに・・・
だけど、相手の思う壺かもしれない、と思いながらも
確かに心が動いた。
普通の喫茶店で会うのなら大丈夫だろう
それに どんな内容だろうと、堤さんに会ったことも
話の中身も 翔に全部正直に言うことを決めていた。
なのに・・・
