同窓会 SN
第52章 大阪4 翔
こんなふうに、2度目も体験してしまった俺
そして、いつの間にか俺は 自分の意志を持って社長に身を委ねるようになってしまった。
と、言っても 恋人のように常時セックスしていたわけじゃなく、
数ヶ月に一度、お前への報われない想いが募りすぎて、どうにも人肌恋しくなった時に 身も心も温めてもらうために抱かれてた
そんな感覚だった気がする。
俺にとって やっぱり心から抱き合いたい対象はお前だけだったから。
それでも勿論 以前より社長に対する気持ちには変化があって・・・
社長に言われたこともあって 家に二人きりの時には「社長」じゃなく「正博さん」と呼ぶようになっていった。
愛情とは言えないまでも
それまでとは違う感情を 俺は確かに正博さんに抱き始めていたんだ。