テキストサイズ

同窓会 SN

第56章 痕跡2 翔



頭の中から、和也に聞きたいことが
波のように押し寄せる。

LINEなんかじゃなくて 今すぐ会いたい。
ダメならせめて声だけでも・・・



感情の波が 防波堤を越えて
一気に溢れだしそうになる

それをぐっと我慢して、一言返信してみた。


《明日の夜、会える?》




返事は来なかった。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ