同窓会 SN
第65章 新年7 翔
7-1
単純な俺。
和也が俺の為にこっそりお守りを買ってくれていたことも
智のこと 何とも思ってない様子なのも
(少なくとも 俺に隠れて留守電を聞かなくてはいけないような会話は されてないようだ)
すっかり俺の気分を軽くしてくれて ついつい気持ちよく飲み過ぎてしまった。
結局いつものように全部奢った上に
「すっかり酔っちゃったから 帰りはタクシーでいいだろ?」
と、タクシー代までもつことに。
すっかり貢ぎ体質になってるな、俺・・・
でもホントに この上なくいい気持ちだ