テキストサイズ

同窓会 SN

第68章 新年10 和也



逃げるように診察室を後にする

支払いを済ませて そのまま足早に病院を出てから、
あぁそうだ 智と待ち合わせしてるんだった、とまた院内に戻ってきた。


今通りすぎた時には 全然目に入らなかったスタバ
入りかけたところで 後ろから声をかけられる。


「かず」
「・・・」


智の顔を見ると 気が緩んで泣きそうになる。

いつもそうなんだ、
昔からずっと同じ

智といるとホッとする。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ