
同窓会 SN
第74章 桜4 翔
なんて、性懲りもなくデレデレしちゃう俺に
和也の無言の視線がビシバシ刺さる
文句言わないからって怒ってないワケじゃ無さそうだ
いや、怒ってはいないのかも知れないけど
絶対「この変態ヤロー」とは思ってるよな
はぁ。
何度も反省してる筈なんだけど
ホントに俺ってヤツは 和也の痴態の前では理性を失ってしまうみたいだ
せめてものお詫びのシルシに 風呂場では心を込めてサービスしよう
と、ぐっと拳を握りしめた俺を 和也が更に冷たい目で見る
い、いや、違うって
サービスってのはヤラシイ意味じゃなくて
洗ってやる、ってことだからな・・・
・・・多分・・・・・・
