
同窓会 SN
第79章 桜9 和也
9-1
食事の時に出された大吟醸の地酒。
熱燗でくいっと飲むと身体の芯から暖まって すごく旨いけど
これって アルコール度数は かなり高いんだろうな
気を付けて、呑み過ぎないようにしないと。
そう思って、香りも抜群のその地酒を ゆっくりじっくり味わっているつもりだったのに
途中からハイになったように 笑いが止まらなくなった
思えば あの時点でもう相当酔ってたんだよなぁ
口当たりが良いから それと気づかないままに
いつの間にかかなりの量を飲んでしまったみたいだ。
