同窓会 SN
第80章 桜10 翔
「翔・・・何で服5枚も持ってくるんだ?」
「急な雨で濡れるかもしれないし、味噌汁こぼして汚すかもしれないし、お前がお茶こぼしたら貸してやらないといけないし・・・」
「・・・・・・」
「いいだろ、どうせ車で運ぶだけなんだから。俺だって電車や飛行機の時はもうちょっとコンパクトにまとめるよ」
「・・・・・・」
無言のまま 目だけで笑ってる和也に襲いかかる。
「コノヤロー、俺の充電器貸してやっただろ?」
「それは、お前が充電しとけしとけ、って言うから・・・俺は2日ぐらいしなくても大丈夫だ、ってのに・・・」