
アリス
第2章 出会い
ー生徒会室ー
連れてこられたところは生徒会室だった
「俺になんの用?」
少し柔らかく聞いてみる
「俺の名前は、有栖川光(カリスガワ ヒカリ)。
お前を待っていた」
「え?告白?」
「ちがう!」
冗談だって……で、何なんだ
「俺は、この学校のアリスだ」
あぁ、なるほどねぇ
「俺に釘さしに来たってこと?律儀だねぇ」
「そうとでも思っておけ」
「それだけ?じゃあ、帰るから。またね、アリスさん?」
俺が帰ろうとするとそれを遮るかのように言葉が降りかかってきた
「一つだけ忘れるな、俺はお前が嫌いだ」
「ご忠告どーも…って、俺たち名前似てるじゃん。仲良くしようぜ~」
そう言って俺は生徒会室をあとにした
俺が嫌われてる原因は
新入生代表をやったこと
名前が似てること
そして、試験を満点で通過したこと
多分アリスはそれを知ってる
だから、自分のテリトリーを壊されたくない
俺を嫌い…かぁ…
そんな事言われると余計燃えるねぇ
ああいう奴、組み敷いてみたくなる
連れてこられたところは生徒会室だった
「俺になんの用?」
少し柔らかく聞いてみる
「俺の名前は、有栖川光(カリスガワ ヒカリ)。
お前を待っていた」
「え?告白?」
「ちがう!」
冗談だって……で、何なんだ
「俺は、この学校のアリスだ」
あぁ、なるほどねぇ
「俺に釘さしに来たってこと?律儀だねぇ」
「そうとでも思っておけ」
「それだけ?じゃあ、帰るから。またね、アリスさん?」
俺が帰ろうとするとそれを遮るかのように言葉が降りかかってきた
「一つだけ忘れるな、俺はお前が嫌いだ」
「ご忠告どーも…って、俺たち名前似てるじゃん。仲良くしようぜ~」
そう言って俺は生徒会室をあとにした
俺が嫌われてる原因は
新入生代表をやったこと
名前が似てること
そして、試験を満点で通過したこと
多分アリスはそれを知ってる
だから、自分のテリトリーを壊されたくない
俺を嫌い…かぁ…
そんな事言われると余計燃えるねぇ
ああいう奴、組み敷いてみたくなる
