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「………如月って、アリスのこと好きか？」

「えぇ！？な、何！？いきなり！！」

なんだ…この動揺ぶりは…

「いや、ただ何となく

さっき、凄く心配してるみたいだったから

その心配が好きから来てるんだったら

すごい友情だなって…」

そう、そこに友情があるか…

なければヤりやすいんだけどなぁ…

「えっーと、うーん、どうだろー

好きっていうか…

確かに心配なところはあるけど

多分そこに友情なんてない…

アリスが"友情"なんてくだらないもの信じてないって言ってたし…それに…」

「それに？」

「…ううん！何でもない」

「そう」

友情なんてくだらない…か…

それがほんとにあいつの思いなのか…

そう思わざるを得ない状況下なのか…

まあ、どちらにせよ

友情がないのがわかった

「でも…アリスのことは好きだったよ…

中学生の頃だけど…」