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アリス

第1章 初日!

「取り敢えず、式が始まっちゃうから急ご!!」

言われてハッとする。

今何時!?

時計の針は、12時を回りそうだ。

新入生は、12時までに教室に入っていなければならない。

ヤバイ…遅刻だ…

「走るぞ!!」

走らなければ間に合わないだろう

「え、あ、待って!近道こっちあるから」

え、近道あんの?

「ナイス!急ごう!」

今は、取り敢えず如月の言う近道を頼るしかない

「…なんか、楽しいね」

如月は笑いながら呟いた

「確かに笑」

俺もそう思った

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