
好き心少なからず
第19章 関係ないよね?~梶×宮下~
「欠陥人間みたいに言わないでよ!!」
「みたいってーか…」
いきり立つ花夏にどう言ったら通じるか考えていると
「あんたたち!!うるさいわよ!!」
突然ドアが開き、茶道部の副部長が頭だけ覗かせた。
「楽器ならまだしも、痴話喧嘩はやめてくれない!?」
眉をしかめた副部長に、花夏が否定する。
「痴話じゃないです!!」
「そんな事聞いてないから!」
うわ。苛立ってんな。
「キョーコさん、ごめんなさい。気ぃ付けます」
顔の前で手を合わせて片目を閉じると
「…本当に気を付けなさい!」
「みたいってーか…」
いきり立つ花夏にどう言ったら通じるか考えていると
「あんたたち!!うるさいわよ!!」
突然ドアが開き、茶道部の副部長が頭だけ覗かせた。
「楽器ならまだしも、痴話喧嘩はやめてくれない!?」
眉をしかめた副部長に、花夏が否定する。
「痴話じゃないです!!」
「そんな事聞いてないから!」
うわ。苛立ってんな。
「キョーコさん、ごめんなさい。気ぃ付けます」
顔の前で手を合わせて片目を閉じると
「…本当に気を付けなさい!」
