
好き心少なからず
第25章 ミニコンサート~梶×宮下~
今日はいよいよ病院での演奏会の日だ。
一応、予定では午後1時半と3時の2回、演奏をすることになってる。
それに合わせて、12時に病院の正面入り口に集合って話になった。
なのに。
ソフトケースに入れたギターを担いで、俺が向かってるのは、病院ではなくて。
角を曲がると、花夏の家がある。
花夏は玄関の前に立って、俺に気付くと不満げに口を尖らせた。
「何してたの?遅いよー!!」
「お前な…」
約束の時間まで、まだ間があるだろ!?
勝手に待って、自分都合で責めるなよ!!
一応、予定では午後1時半と3時の2回、演奏をすることになってる。
それに合わせて、12時に病院の正面入り口に集合って話になった。
なのに。
ソフトケースに入れたギターを担いで、俺が向かってるのは、病院ではなくて。
角を曲がると、花夏の家がある。
花夏は玄関の前に立って、俺に気付くと不満げに口を尖らせた。
「何してたの?遅いよー!!」
「お前な…」
約束の時間まで、まだ間があるだろ!?
勝手に待って、自分都合で責めるなよ!!
