
好き心少なからず
第39章 実験~岸田×八神~
「はい。あと科学館でバイトしてます」
「科学館?市営の?」
加納の質問にこくんと頷くと
「そ。展示用のロボットの製作とか、子供向けの実験の手伝いとかしてるみたい」
そう言って肩をすくめてみせる。
「今のうちから就職先のコネ作っておくんだって」
その言い方で、悟志の顔がひょいっと浮かんだ。
冗談めかして言ってるけど、本心なんだろうな。
「まあ、そういうのも履歴書に書けるからな」
「じゃあゆくゆくは科学館の職員?」
「でも市営なら市の公務員試験受けなきゃ無理だろ?」
「ん~、じゃあ、学芸員的な感じで」
「科学館?市営の?」
加納の質問にこくんと頷くと
「そ。展示用のロボットの製作とか、子供向けの実験の手伝いとかしてるみたい」
そう言って肩をすくめてみせる。
「今のうちから就職先のコネ作っておくんだって」
その言い方で、悟志の顔がひょいっと浮かんだ。
冗談めかして言ってるけど、本心なんだろうな。
「まあ、そういうのも履歴書に書けるからな」
「じゃあゆくゆくは科学館の職員?」
「でも市営なら市の公務員試験受けなきゃ無理だろ?」
「ん~、じゃあ、学芸員的な感じで」
