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エクレア「さてと、本題に入るわよ、このアビスから出る方法は先ほど言ったように貴方の特殊な能力が必要だけど、貴方の力だけではこの本にいる全員を助けられないわ、そこで私も覚悟の上だが、とある人物を解放して欲しいのだが・・・・」



グラデラ「とある人物って何者なんですか？」




エクレア「私がこのアビスに来る前からいた人物で両手両足には私の力を使ってでも解錠出来ないほどの強力な魔力が込められた鎖に繋がれている女性がいるのだが、彼女を解放してやってくれないか？通称・ラスボス」



グラデラ「たぶんだけど、そのラスボスを解放しちゃったら間違いなく殺されるだろうね、だって制御できない人を野放しにするのは危険だから封印されているからそれを・・・・」




エクレア「ああもう、素直に言うこと聞きなさい！私も同行するから良いわね」



半ば強引にエクレアはグラデラを拘束魔法で固定した状態で移動する



グラデラ「なんで拘束される必要があるのですか？」



エクレア「万が一逃げられたら非常に困るから」



グラデラ「・・・・」



そしてたどり着いた場所は誰も近寄らないような地下鍾乳洞であった