露出狂☆ ~淫乱ドS王子と変態育成ゲーム~
第4章 王子様は殺人鬼!?でも私は調教済みです☆
「ただいま…」
私は未来君の前でしたオナニーの興奮が冷めきらないまま、家に帰って来た。
「おかえり。今日は少しはやいのね」
「う、うん、委員会の仕事がほとんどなかったから、それで…」
「ふーん、そう」
お母さんは派手なドレスのような服装で出かける寸前だった。
手には(いつものことだが)私が見たことがないバッグを持っている。
「・・また冷蔵庫のもの温めて食べてね。もし何かあったら携帯に電話しなさい」
「はい・・」
お母さんはヒールをはきながら淡々と私に言った。
「・・・・」
ねぇ、今度はどこの男と食事に行くの?
てか、お母さんは再婚したいの?
あっ!不倫か!?
それとも、私が大学に行ってからその人とこの家で暮らすのかな?
もしそうなっても私の部屋にははいらないでよ。
等々・・・・
「ぶっちゃけ私、邪魔?」ボソッ
私は小声で言った。
「ん? なにか言った? 葵」
お母さんは不思議そうに私の方に振り返った。
「ううん、なんでもない★」
私はニコッと笑って母に言った。
もし私が本音を話したらお母さんは家の窓が全部割れちゃうくらい怒るだろう。
だから口が裂けても本当のことなんて話せない。
私は一応、いい子だから・・